原作があることの難しさ

アドベンチャーゲームには原作があるものが多いようです。
あまりメジャーではないけれど、読書好きの人から支持されているような内容のものをゲームの世界に置き換えているように思います。
原作があると、エンジニアの力量が分かってしまいます。
というのも、原作を読んだファンにとってポイントとなるべき大切なところが省かれていたり、また「こんなエピソードはなかった」というようなオリジナルの付けたしなどでガッカリすることがあるからです。
これはアドベンチャーゲームに限らず、原作をもとにゲームにしたものや映画にしたもの全てにいえることですが、どれほど原作を読みこんでいるか、原作をどれほど好きなのかが作品を通して伝わってくるからです。
どれほど原作の面白さを伝えられるかが、意外とヒットするかどうか、評価が上がるかどうかのポイントになってしまいます。
原作のファンは些細な違いも許してくれません。
もちろん制作上、全てをゲームの中に表現するのは難しいかもしれませんが、どこは省略して良いのか。またどの部分は絶対に外してはいけないものなのかについて、何度も原作を読んでシナリオを詰めていくことが大切です。
これは原作が好きでないと難しい作業です。どこに魅力があるのか、どのようなキャラクターなのかといったところから、小さなエピソードや見逃しがちな小さな小物にもファンは心をときめかせているのかをしらなくてはいけません。
これは一度や二度読んだ程度では理解できない部分なので、かなり読み込む必要がありそうです。
またインターネットで原作のファンサイトがあれば事前にチェックしてから原作を読むのもよいでしょう。
注意すべき点が分かりやすいからです。
そして素直に面白いと感じたことを原作を知らないユーザーにも体感してもらえるようなゲームに作り上げなくてはいけません。

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